ブレーブスに痛手 ストライダーが右ハムストリング痛で離脱
2025.4.22 08:12 Tuesday
日本時間４月22日、ブレーブスは右腕スペンサー・ストライダーを右ハムストリング痛により15日間の故障者リストに登録したことを発表した。ストライダーは右ひじの手術のリハビリを終え、日本時間４月16日のブルージェイズ戦で今季初登板を果たしたばかり（５回５安打２失点で敗戦投手）。わずか１週間での再離脱となってしまった。ツインズ３連戦をスイープするなど復調気配のブレーブスにとって痛手となることは間違いない。
米公式サイト「MLB.com」でブレーブスを担当するマーク・ボーマン記者によると、ストライダーは次回登板に向けて本拠地トゥルイスト・パークでキャッチボールを行っていた際に右ハムストリングを痛めたという。ブレーブスは日本時間４月23日のカージナルス戦にストライダーが先発する予定だったが、先発投手の変更を強いられることになった。
現在26歳のストライダーは2023年に20勝５敗、防御率3.86、281奪三振の好成績を残したブレーブスのエース。しかし、昨季は右ひじを痛めて手術を受けることになり、わずか２試合しか登板できなかった。昨季は新戦力のクリス・セールとレイナルド・ロペスが奮闘し、なんとかストライダーの穴を埋めたブレーブスだが、今季は大きく状況が異なっている。
セールはここまで５試合に先発して防御率6.17と苦戦しており、ロペスは１試合に先発したあと、右肩の手術を受けて離脱。復帰は８月後半以降になると見込まれている。マックス・フリードとチャーリー・モートンが退団し、セール、ロペス、ストライダーにも誤算が生じているブレーブス。開幕７連敗のあと、14試合で８勝６敗と持ち直しているが、ローテ崩壊の危機を乗り切ることができるだろうか。
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