パドレスが好調タイガースに敗れる 松井は2回2安打無失点
2025.4.22 10:42 Tuesday
【パドレス4-6タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間4月22日、ナ・リーグ西地区の首位に立つパドレスはア・リーグ中地区首位と好調のタイガースとの3連戦がスタート。その初戦は先発のランディ・バスケスが3回途中5安打6失点と大誤算で、4対6で敗れた。タイガース3番手のブレナン・ハニフィーに今季初勝利(0敗)が記録され、4番手のウィル・ベストは2セーブ目をマーク。先発の役割を果たせなかったバスケスには2敗目(1勝)を喫した。
ジャクソン・メリルやジェイク・クロネンワースに続いてルイス・アライズも戦列を離れ、打線の弱体化が目立っているパドレス。不動のレギュラーと呼べる存在はマニー・マチャド、ザンダー・ボガーツ、フェルナンド・タティスJr.の3人だけとなり、打線にはマイナー契約からメジャー昇格を果たした選手ばかりが並んでいる。
そうした状況のなか、投手陣には頑張りが求められるところだが、今日はバスケスが大誤算。先制した直後の1回裏にザック・マキンストリーのタイムリー三塁打などで1対2と逆転され、追いついた直後の2回裏にはライリー・グリーンのタイムリーなどで2対4と勝ち越された。バスケスは3回裏先頭から二者連続四球を与えたところで降板。2番手のローガン・ギラスピーがグレイバー・トーレスに2点タイムリーを浴び、2対6とリードを広げられた。
パドレスは5回表にギャビン・シーツの3号ソロなどで2点を返し、4番手の松井裕樹が7回裏からの2イニングを無失点に抑えるなど粘りを見せたものの、6回以降は得点を奪えず4対6で敗戦。敵地での3連戦の初戦を落とした。なお、今季最長の2イニングを無失点に抑えた松井は今季の防御率を1.80としている。