メッツが辛くも逃げ切って5連勝 リンドーア2本塁打の活躍
2025.4.22 11:36 Tuesday
【フィリーズ4-5メッツ】@シティ・フィールド
日本時間4月22日、ナ・リーグ東地区の首位に立つメッツはフィリーズとの首位攻防3連戦がスタート。その初戦はマルチ本塁打を記録したフランシスコ・リンドーアの活躍もあって5対4で勝利し、連勝を5に伸ばした。メッツ先発のタイラー・メギルが6回途中1安打10奪三振無失点の好投で3勝目(2敗)を挙げ、4番手のエドウィン・ディアスは被弾しながらも6セーブ目を記録。フィリーズ先発のアーロン・ノラは7回途中7安打4失点で開幕5連敗となった。
首位固めを狙うメッツは初回、リンドーアが2試合連続の先頭打者アーチとなる4号ソロを放ち、1点を先制。2回裏にはジェシー・ウィンカーにも1号ソロが飛び出し、2対0とリードを広げた。
先発のメギルが10奪三振の好投を見せると、7回裏にはリンドーアがこの試合2本目の一発となる5号3ランを放ち、5点リードに。9回表にJ・T・リアルミュートのタイムリーで1点を返されたあと、無死1・2塁となったところで守護神ディアスが登板し、一死後にブライソン・ストットの2号3ランで1点差に迫られたが、トレイ・ターナーとブライス・ハーパーを連続三振に仕留め、辛くも逃げ切った。
なお、米データ会社「オプタ・スタッツ」によると、メッツは「開幕からのホーム11試合で先発投手が合計15失点未満かつ被本塁打ゼロ」という1901年以降の近代野球では史上初となる快挙を達成。今季ホームでは10勝1敗の好成績を残しているが、その快進撃を先発投手陣が牽引している。