Ｒソックス・ベヨが戦列復帰　今季初登板初先発を白星で飾る

2025.4.23 11:14 Wednesday

【マリナーズ３－８レッドソックス】＠フェンウェイ・パーク

　日本時間４月23日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのマリナーズ３連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合い、８対３で勝利を収めた。右肩痛から復帰して今季初登板初先発となったブライアン・ベヨは５回97球を投げて被安打４、奪三振３、与四球３、失点１の力投を見せ、今季初勝利をマーク。マリナーズ先発のブライス・ミラーは５回途中５安打４失点で３敗目（１勝）を喫した。

　右肩を痛めて開幕から故障者リスト入りしていたレッドソックスのベヨが今季初登板初先発。2023年に12勝、昨季キャリアハイの14勝を挙げた25歳の若手右腕は、１回表一死からホルヘ・ポランコに４号ソロを浴び、先制点を献上したものの、５回97球を投げてこの１点だけに抑える力投を見せた。

　ベヨを援護したいレッドソックス打線は、１回裏先頭のジャレン・デュランがライトへの三塁打を放ってチャンスを作り、次打者ラファエル・デバースの犠飛で同点に。３回裏にアレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功すると、５回裏には一死１・３塁のチャンスで再びブレグマンがタイムリー二塁打を放ち、４対１とリードを広げた。

　直後の６回表にＪ・Ｐ・クロフォードの２点タイムリーで１点差に詰め寄られたが、７回裏一死１・２塁からトリストン・カサスが勝利を決定づける２号３ラン。相手のミスもあってこの回さらに１点を追加し、８対３でマリナーズ３連戦の初戦を制した。