エンゼルス再び貯金消滅 パイレーツに18安打の猛攻を浴びる
2025.4.23 13:48 Wednesday
【パイレーツ9-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間4月23日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのパイレーツ3連戦がスタート。その初戦は貧打のパイレーツ打線に18安打を浴びて3対9で敗れ、再び貯金が消滅した。パイレーツ2番手のチェイス・シュガートが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフでメジャー初勝利をマーク。エンゼルス先発のホセ・ソリアーノは4回途中8安打5失点で降板し、3敗目(2勝)を喫した。
ナ・リーグで最も得点力が低いチームの1つであるパイレーツと対戦したエンゼルスだが、試合開始前の時点でチーム打率.206だったパイレーツ打線に投手陣が打ち込まれ、3対9で完敗。またも貯金がなくなってしまった。
3回表に2本のタイムリーで2点を先制された直後、3回裏にテイラー・ウォードの6号ソロで1点を返したが、先発のソリアーノが4回表にアンドリュー・マカッチェンに2号3ランを浴び、4回途中8安打5失点でノックアウト。4回裏にジョー・アデルのタイムリー二塁打などで2点差に詰め寄ったものの、5回表にアイザイア・カイナー=ファレファのタイムリーで突き放された。
3点ビハインドのまま9回表を迎え、ブライアン・レイノルズのタイムリーなどでダメ押しの3失点。エンゼルス打線はわずか5安打で12三振と振るわず、3対9で敗れた。開幕14試合で9勝5敗の好スタートを切ったものの、直近8試合では2勝6敗と大きく失速。就任2年目のロン・ワシントン監督が率いるチームは早くも正念場を迎えている。