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連日のシーソーゲームをカブスが制す 大谷1安打、鈴木欠場

2025.4.24 10:45 Thursday

【ドジャース6-7カブス】@リグレー・フィールド

 日本時間4月24日、ドジャースは敵地リグレー・フィールドでのカブス2連戦の最終戦を迎え、前日同様のシーソーゲームの末に6対7で敗戦。2連戦で2連敗を喫し、今季のカブス戦7試合を3勝4敗の負け越しで終えた。カブス先発のマシュー・ボイドが6回10安打6失点(自責点3)で2勝目(2敗)を挙げ、4番手のポーター・ホッジは今季初セーブを記録。ドジャース4番手のジャック・ドライヤーは3つの四球を与えるなど1回4失点と崩れ、メジャー初黒星(2勝)を喫した。

 先発投手が不足しているドジャースはブルペンゲームで試合に臨み、ベン・カスパリアスが先発。序盤2イニングを無失点に抑えると、3回表に大谷翔平の「パパ初安打」などで二死満塁のチャンスを作り、テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで2点を先制した。

 ところが、4回裏に3番手のノア・デービスがカブス打線に捕まり、一死1・2塁からピート・クロウ=アームストロングに逆転の5号3ランを被弾。しかし、直後の5回表に上位打線が機能し、ムーキー・ベッツのタイムリー二塁打で同点、テオスカー・ヘルナンデスの6号2ランで勝ち越しに成功した。

 ドジャースのリードは長くは続かず、5回裏に4番手のドライヤーが3つの四球で一死満塁のピンチを招き、ダンズビー・スワンソンの2点タイムリーで同点に。さらにニコ・ホーナーの犠飛とクロウ=アームストロングのタイムリーで2点を勝ち越された。

 6回表にアンディ・パヘスの4号ソロで1点差に詰め寄ったが、7回以降は得点を奪えず、6対7で試合終了。前日に続いてシーソーゲームを落とす結果となった。勝利したカブスはクロウ=アームストロングが5号3ランを含む4打数3安打4打点2盗塁の活躍。チーム全体で5盗塁と足を使った攻撃も光った。

 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、3回表の第2打席で産休リストからの復帰後初安打を記録。5打数1安打で今季の打撃成績は打率.261、OPS.847となっている。なお、カブスの鈴木誠也は「3番・DH」での出場が予定されていたが、右手首の違和感でスタメンを外れて欠場した。


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