ロイヤルズがダブルヘッダーに連勝 ロッキーズ早くも20敗目
2025.4.25 10:56 Friday
日本時間4月25日、前日の試合が雨天中止となったロイヤルズは本拠地カウフマン・スタジアムでロッキーズとのダブルヘッダーを戦い、7対4、6対2で2連勝。ロッキーズとの3連戦を見事にスイープし、6連敗の直後に4連勝となった。一方のロッキーズは早くも今季20敗目。4勝20敗で勝率わずか.167と驚異的なペースで負け続けており、162試合に換算すると、シーズン135敗を喫するペースとなっている。
ダブルヘッダー第1試合【ロッキーズ4-7ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
第1試合は序盤から点の取り合いとなり、3回終了時点で4対4の同点。ロイヤルズは5回裏にカイル・イズベルの2点タイムリーで勝ち越すと、7回裏にはイズベルのバント安打がタイムリーとなり、7対4で勝利した。先発のコール・レイガンズが左股関節の張りで早期降板するアクシデントがあったロイヤルズだが、2番手のアンヘル・セルパが今季初勝利(0敗)、5番手のカルロス・エステベスが6セーブ目を記録。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは開幕4連敗となった。
ダブルヘッダー第2試合【ロッキーズ2-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
第2試合はロイヤルズ打線がロッキーズの有望株チェイス・ドーランダーを攻略。2回裏にマイケル・マッシーの犠飛で先制すると、3回裏にビニー・パスカンティーノのタイムリーで1点、5回裏にはサルバドール・ペレスのタイムリー二塁打などで3点を追加し、5対0とリードを広げた。その後、ロッキーズのジョーダン・ベックに2本塁打を許したが、6対2で勝利。ロイヤルズ先発のマイケル・ロレンゼンが2勝目(3敗)を挙げ、ドーランダーは3敗目(1勝)を喫した。
なお、ロイヤルズのペレスは2試合トータルで5安打を放ち、うち4本が二塁打という活躍。打線を牽引し、ダブルヘッダーの2連勝に大きく貢献した。一方、ロッキーズのベックは第1試合で今季初アーチを放つと、第2試合では2号・3号を連発。2試合トータルで3本塁打を放つ活躍を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。