ドジャースがヤンキースの元有望株ゴメスをウエーバーで獲得
2025.4.26 09:44 Saturday
日本時間４月26日、ドジャースがヤンキースから右腕ヨエンドリス・ゴメスを獲得したことを両球団が発表した。ゴメスは23日にヤンキースからDFAを受け、ウェーバーに出ていた。かつてヤンキース内で高い評価を受けていた有望株右腕は、新天地で心機一転となるだろうか。
メジャー３年目の25歳であるゴメスは、今季６登板で防御率2.70をマーク。負け試合でのロングリリーフを主に悪くない成績を残していたが、23日にDFAを受け、40人枠を外されていた。ゴメスは既にマイナーオプションが切れており、メジャーのアクティブロースターから外すにはDFAするしかない状況にあった。
元々、ゴメスはヤンキースの球団内でも屈指と評される有望株だった。2020年には20歳にして40人枠入りを果たし、22歳のシーズンには主にＡ＋級とＡＡ級で15先発・防御率2.49の好成績をマーク。しかし、トミー・ジョン手術を受けるなどして出世が遅れていた。ただ、故障に苦しむ時期は長かったものの、変化量豊富なスイーパーやカーブを持ち、未だに見どころがある素材なのは確かだ。
ゴメスはマイナーオプションがないため、ドジャースはアクティブロースターに彼を置かなければならない。ドジャースはブルペンにフレッシュな投手が必要だったため、ゴメスを獲得したと考えられる。山本由伸、佐々木朗希が週１回ペースで登板するスケジュールのため、ドジャースは度々スポットスターターを昇格させたり、ブルペンゲームを行ったりして中日を調整している。先週のカブス戦でもブルペンゲームを敢行しており、ブルペンは比較的長いイニングを投げられる投手を必要としていたようだ。
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