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ナショナルズがサヨナラ勝利 メッツ・千賀滉大は6回2失点

2025.4.26 10:37 Saturday

【メッツ4-5×ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 日本時間4月26日、メッツの千賀滉大がナショナルズ戦に登板し、6回2失点と健闘した。ただ、千賀が好投した一方で、ナショナルズ先発のジェイク・アービンも7回まで無失点と快投。しかし、8回のアービン降板後にメッツ打線がナショナルズブルペンを打ち込み、4対3と試合をひっくり返した。そのままメッツが逃げ切るかと思われたが、ナショナルズは最終回にテナとウッドのタイムリーで逆転サヨナラ勝利。メッツの連勝を7で止めた。

 千賀は2回、ナショナルズの下位打線に先制点を献上。二死走者なしから7番ディラン・クルーズに安打を許すと、8番ホセ・テナのセンター前に落ちるテキサスヒットの間に、俊足のクルーズが一塁から本塁を陥れた。そして3回も先頭の9番ジェイコブ・ヤングに安打を許すと、1番CJ・エイブラムスにタイムリー三塁打を浴びて2失点目。その後、無死3塁のピンチは2三振で切り抜けた。

 千賀は6回2失点5三振2四球6安打の内容で降板。クオリティスタートをマークしたものの、防御率は0.79から1.26に上がった。エース級の働きを続ける千賀が今日も好投したが、メッツ打線はそれを援護できず。ナショナルズ先発のジェイク・アービンは7回まで無失点の完璧な投球を見せ、メッツ打線を圧倒した。

 しかし、8回に流れが一変。先発のアービンが一死1塁で降板すると、二死からフアン・ソトとピート・アロンソが安打と四球で満塁へとチャンスを拡大する。そして、ブランドン・ニモがタイムリーシングルを放ってまず1点を返し、続くマーク・ビエントスはライト線へテキサスヒット。ナショナルズの右翼手クルーズはこの打球にダイビングキャッチを試みたが届かず、ボールが転々とする間に3人の走者が全員生還し、メッツは一瞬で4対3と試合をひっくり返した。

 しかし、ナショナルズは最終回に意地を見せる。逆転のきっかけとなる痛恨の後逸を犯したクルーズが、先頭打者として三塁打を放つと、続くテナがセンター前にタイムリーを放って同点に。二死1塁から2番ジェームズ・ウッドがセンター前にタイムリーを放つと、フルカウントでスタートを切っていた一塁走者エイブラムスが一気に本塁を陥れ、逆転サヨナラのホームイン。ナショナルズが劇的なサヨナラ勝利を手にし、7連勝中の同地区首位メッツを止めてみせた。


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