クローザーのウィリアムズがまたも炎上 ヤンキース逆転負け
2025.4.26 11:05 Saturday
【ブルージェイズ4-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間4月26日、ヤンキースの守護神デビン・ウィリアムズが2登板連続で打ち込まれ、ヤンキースは逆転負けを喫した。2対1とリードして迎えた最終回、ヤンキースはウィリアムズを起用したが、ウィリアムズは3失点と大誤算。ブルージェイズは9回の猛攻でヤンキースとの3連戦の初戦を制し、勝率5割に復帰した。
ブルージェイズ先発がホセ・ベリオス、ヤンキース先発がカルロス・カラスコのマッチアップで始まったこの試合は、序盤は投手戦に。38歳のカラスコが打たせて取る投球で5回を3安打無失点の好投を見せると、ベリオスも5回1/3を無失点に抑えた。しかし6回、ヤンキースの2番手ティム・ヒルから2番ブラディミール・ゲレーロJr.が2号ソロを放って先制する。
均衡が打ち破られると7回にヤンキースも反撃。一死3塁から9番オズワルド・カブレラがタイムリーシングルを放ってまずは同点に。そして8回にも、一死満塁のチャンスから犠牲フライで逆転に成功した。
2対1とリードしたヤンキースは最終回を守護神デビン・ウィリアムズに託した。しかし、ウィリアムズが再び背信投球。先頭から単打と死球でピンチを招くと、6番アレハンドロ・カークがタイムリー二塁打を放って逆転を許す。ウィリアムズはここで降板すると、続く投手が7番アディソン・バージャーにもタイムリーを浴び、ヤンキースは一転して4対2とビハインドを背負うこととなった。
ブルージェイズはその裏、守護神のジェフ・ホフマンがヤンキースの上位打線を抑え、6セーブ目をマーク。共に新加入の守護神を擁する両軍だが、明暗はくっきりと別れた。ヤンキースのウィリアムズは今季10登板で防御率11.25と絶不調。前回登板の20日のレイズ戦でも4点リードを守り切れず、逆転負けの引き金となっていた。