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パドレスが25イニング連続無得点 レイズ・バズ好投で3勝目

2025.4.26 13:37 Saturday

【レイズ1-0パドレス】@ペトコ・パーク

 日本時間4月26日、レイズ投手陣が奮闘し、パドレス相手に1対0で完封勝利を挙げた。レイズは先発のシェーン・バズが7回無失点と好投し、自慢のブルペン陣も無失点リレー。パドレスも先発のマイケル・キングが自責点0で9奪三振の力投を見せたが、援護がなく敗れている。パドレス打線は2戦連続の完封負けを喫し、3試合前から数えて25イニング連続で得点を挙げられていない。

 2回、レイズは先頭が遊撃手ザンダー・ボガーツのエラーで出塁する。続く俊足のチャンドラー・シンプソンは、時速約34キロに達する激走でセーフティバントを成功させてチャンスを拡大。その後、単打で満塁となってから、3番ヤンディ・ディアスが犠牲フライを放ってレイズは先制点を挙げた。

 1点の援護を受けたバズは、平均約155キロの4シームとカーブのコンビネーションでパドレス打線を翻弄。7回まで投げ抜き、6奪三振で1四球、4安打の好投を見せた。バズは無傷の3勝目を挙げ、今季の防御率を2.45に改善させた。長年故障に悩まされてきた剛腕は、今季がトミー・ジョン手術から本格復帰のシーズンとなる。今季ここまではかつて期待されたような支配的なパフォーマンスを披露している。

 パドレス先発のキングも、5回を投げて9奪三振1四球4安打の素晴らしい投球を見せた。しかし、非自責点の1失点が命取りに。キング降板後もブルペン陣が無失点で繋いで反撃を狙ったが、ついにレイズ投手陣を捉えられなかった。パドレスは直近2カード連続で負け越しており、特に最近は25イニング連続無得点と苦しんでいる。厳しい予算的制約の下で作り上げたチームは快進撃を見せているが、主力打者に故障が相次ぐ今、多勢に無勢の感も否めない。


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