菊池雄星が3回途中9安打4失点でKO 今季開幕から4連敗
2025.4.27 06:11 Sunday
【エンゼルス1-5ツインズ】@ターゲット・フィールド
日本時間4月27日、エンゼルスの菊池雄星がツインズ戦に先発登板した。菊池は3回途中までで9安打4四球を許すなど精細を欠き、4失点でノックアウト。エンゼルス加入後、未だに勝利がなく4敗目を喫した。対するツインズは先発シメオン・ウッズ・リチャードソンが無四球無失点の好投で2勝目(2敗)をゲットしている。
初回、菊池は先頭から4連打を含む6本の単打を浴び、いきなり3点を失う。さらに2回も先頭に四球を与えると、3番カルロス・コレアにタイムリーを許して追加点を許した。そして3回も先頭に単打を浴び、一死から四球(ピッチクロックバイオレーション含む)を与えたところでお役御免。3回途中9安打4失点4四球と苦しみ、三振はゼロだった。
一方のツインズ先発シメオン・ウッズ・リチャードソンは、安定したゲームメイキング。5回1/3を投げて7奪三振無四球、失点は3回にザック・ネトに浴びたソロ本塁打のみに抑えた。ツインズはその後ブロック・スチュワート、グリフィン・ジャックス、ルイス・バーランド、ヨアン・デュランと繋ぎ、エンゼルス打線を圧倒。ツインズの強力ブルペンは、エンゼルス打線を6奪三振無四球1安打に封じ込めた。
エンゼルスは菊池が先発した6試合でこれまで1勝5敗。菊池は0勝4敗で防御率4.31と苦しんでいる。もっとも苦しんでいる先発投手は菊池だけではなく、先発投手陣の防御率はメジャー26位と全員が低調。ただ、大型契約で1番手として迎えられた菊池への期待は大きく、復調がいっそう待たれるところだ。