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ルザード好投でフィリーズ大勝 カブス・鈴木はタイムリー2本

2025.4.27 08:07 Sunday

【フィリーズ10-4カブス】@リグレー・フィールド

 日本時間4月27日、先発ヘスス・ルザードの好投と4回のビッグイニングによって、フィリーズはカブスに大勝した。ルザードは6回2失点(自責ゼロ)の内容で無傷の3勝目をマーク。打線も12安打10得点で援護した。カブスは先発のベン・ブラウンが崩れて2敗目(2勝)。打線は鈴木誠也が4打数2安打3打点の活躍で気を吐いたが、大量リードを覆せなかった。

 3回まではカブス先発のベン・ブラウン、フィリーズ先発のヘスス・ルザードは共に無失点に抑え、試合は静かな立ち上がりだった。しかし4回、フィリーズは先頭への死球を皮切りに4連打含む6本の長短打を集め、6得点のビッグイニング。ブラウンを4回途中6失点でノックアウトする。

 対するルザードは5回、二死から遊撃手トレイ・ターナーの失策で出塁を許すと、二死満塁で2番鈴木誠也を迎えた。ファウルで粘った鈴木は甘く入った7球目の速球を捉え、レフトへ見事なタイムリー。鈴木のタイムリーでカブスは2点を返した。しかし、カブスはそこから反撃モードに移れず。直後の6回表にはターナーの名誉挽回のタイムリーなどで3点を加え、カブスを突き放した。

 カブスは7回にも鈴木がタイムリーを放ったが、大量リードを突き崩すことはできず。連勝は3でストップした。一方のフィリーズは貯金を1に増やした。勝利投手のルザードは、今オフにマーリンズからトレード加入した期待の新戦力だ。前日「ジ・アスレチック」は、カブスが先にルザード獲得に迫っていたものの、身体検査の結果を懸念して獲得を断念したことを報じていた。ここまでルザードは怪我なくローテーションを回し、6先発で防御率1.73と大活躍している。

 カブスの鈴木誠也は「2番・DH」でスタメン出場。第1打席はライトフライ、第2打席はセカンドゴロ、第3打席はレフトへの2点タイムリー、第4打席はセンターへのタイムリー、第5打席は代打を送られた。鈴木の今季成績は打率.292、OPS.913に向上している。


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