エンゼルス４安打完封負け　３連敗で今季ワーストの借金３に

2025.4.28 08:12 Monday

【エンゼルス０－５ツインズ】＠ターゲット・フィールド

　日本時間４月28日、ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいるエンゼルスは敵地ターゲット・フィールドでのツインズ３連戦の最終戦を迎え、０対５で完封負け。今季不調のツインズに対してスイープ負けを喫し、今季ワーストの借金３となった。ツインズ先発のジョー・ライアンは７回98球を投げて被安打４、奪三振11、与四球１、無失点という快投で２勝目（２敗）をマーク。エンゼルス先発のホセ・ソリアーノは６回途中５安打４失点（自責点３）で４敗目（２勝）を喫した。

　エンゼルスは１回表の攻撃が３人連続のファウルフライに終わると、その裏に先発のソリアーノが一死２・３塁のピンチを招き、タイ・フランスの犠飛で先制点を献上。その後、ソリアーノは４イニング連続で無失点に抑えるなど粘りのピッチングを見せていたが、打線がツインズ先発のライアンを攻略できず、援護できなかった。

　６回裏、ソリアーノは三塁ルイス・レンヒーフォのエラーもあって無死１・２塁のピンチを背負い、フランスにタイムリー二塁打を許したところで降板。２番手のブロック・バークがライアン・ジェファーズに２点タイムリー二塁打を浴び、０対４とリードを広げられた。

　７回表には二死から１・３塁のチャンスを作ったものの、Ｊ・Ｄ・デービスが空振り三振に倒れて無得点。すると、７回裏にトレバー・ラーナックのタイムリーで追加点を奪われ、０対５で完封負けとなった。

　開幕14試合で９勝５敗の好スタートを切ったエンゼルスだが、その後は13試合で３勝10敗と大きく失速。ア・リーグ西地区で借金を抱える唯一のチームとなっている。