メッツ20勝到達ならず 最大6点リードから逆転サヨナラ負け
2025.4.28 08:50 Monday
【メッツ7-8xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間4月28日、メジャー最高勝率を誇るメッツは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ4連戦の3戦目を迎え、7回表終了時点で7対1と5点をリード。ところが、このリードを守ることができず、7対8で逆転サヨナラ負けを喫した。ナショナルズ5番手のホルヘ・ロペスが3勝目(0敗)をマーク。メッツ4番手のライン・スタネックは2敗目(0勝)を喫した。4連戦の3戦目を終え、対戦成績はメッツ1勝、ナショナルズ2勝となっている。
4連戦の初戦を逆転サヨナラで落としたメッツだが、またも逆転サヨナラ負けを喫し、今季20勝到達を逃した。試合序盤は完全にメッツのペースで、初回にマーク・ビエントスとブランドン・ニモの犠飛、ルイス・トーレンズとルイスアンヘル・アクーニャのタイムリーで一挙5点を先制。2回表に1点を追加したあと、2回裏にディラン・クルーズの4号ソロで1点を返されたが、序盤3イニングを終えて6対1とリードした。
5回表にはトーレンズにタイムリー二塁打が飛び出して7点目。7回表無死1・2塁のチャンスを生かすことはできなかったものの、7回表の攻撃が終了した時点で6点をリードしていた。
ところが、6回まで1失点の好投を見せていた先発のタイラー・メギルが7回裏一死2塁からジョシュ・ベルにタイムリーを浴びて降板。2番手のホセ・ブットーはナショナルズ打線の勢いを止められず、二死1・2塁からアレックス・コールにタイムリー、ライリー・アダムスには1号3ランを浴び、あっという間に1点差まで詰め寄られた。
1点のリードを保ったまま最終回を迎えたが、4連戦の初戦で敗戦投手となったスタネックがまたも誤算。一死3塁からCJ・エイブラムスに同点タイムリーを浴びると、一死1・2塁の場面でルイス・ガルシアJr.のゴロを処理した一塁ピート・アロンソからベースカバーのスタネックへのスローイングが悪送球となり、二塁走者のエイブラムスがサヨナラのホームを踏んだ。