フィリーズが延長戦制す 鈴木誠也は4打数ノーヒット3三振
2025.4.28 10:56 Monday
【フィリーズ3-1カブス】延長10回@リグレー・フィールド
日本時間4月28日、フィリーズは敵地リグレー・フィールドでのカブス3連戦の最終戦を迎え、延長戦の末に3対1で勝利。5連敗のあとに2連勝し、カブス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。フィリーズ3番手のホセ・アルバラードに3勝目(0敗)が記録され、4番手のジョーダン・ロマノが2セーブ目をマーク。カブス4番手のジュリアン・メリーウェザーは3つの四球を与えるなど精彩を欠き、今季初黒星(0勝)を喫した。
アーロン・ノラ(フィリーズ)とジェイムソン・タイオン(カブス)の投げ合いで始まった一戦は、両先発が序盤に失点しながらも好投を披露。カブスが2回裏にピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打で先制し、フィリーズは直後の3回表にトレイ・ターナーのタイムリーで追いついたが、ノラは7回3安打1失点、タイオンも7回5安打1失点と先発の役割を十二分に果たした。
試合終盤も両軍の打線が決め手を欠き、2対2のまま延長タイブレークに突入。10回表にフィリーズがアレック・ボームの犠飛とターナーのタイムリー内野安打で2点を勝ち越すと、10回裏のカブスの攻撃は無得点に終わり、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われた一戦は3対1でフィリーズの勝利となった。
カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場したが、4打数ノーヒット3三振。初回は空振り三振、4回裏は見逃し三振、6回裏はサードへのファウルフライ、9回裏は再び見逃し三振に倒れ、連続試合安打が3でストップした。今季の打撃成績は打率.280、OPS.878となっている。