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メッツ大勝で20勝一番乗り ニモが球団タイの9打点の大暴れ

2025.4.29 09:08 Tuesday

【メッツ19-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 日本時間4月29日、メッツは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ4連戦の最終戦を迎え、19対5で大勝。両リーグ一番乗りで今季20勝に到達し、同地区対決4連戦を2勝2敗で終えた。メッツ先発のグリフィン・キャニングが5回4安打無失点で4勝目(1敗)を挙げ、3番手のホセ・ウレーニャは3回7安打5失点ながら今季初セーブをマーク。ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは6回途中5安打5失点で降板し、3敗目(1勝)を喫した。

 メッツは2回表に2点を先制し、5回表にジェフ・マクニールの今季初アーチで1点を追加。先発のキャニングが5イニングを無失点に抑え、5回終了時点で3対0と「普通」の試合だったが、6回以降に様相が一変した。

 6回表にブランドン・ニモの5号3ランでリードを広げると、7回表にはピート・アロンソのタイムリーとニモの6号グランドスラムで一挙5得点。8回表にはニモの2点タイムリー二塁打などで4点を追加し、15対0と大きくリードした。

 8回裏にジェームス・ウッドの9号ソロ、ナサニエル・ロウの5号ソロ、アレックス・コールとナシム・ヌニェスのタイムリーで一挙5点を返されたが、9回表には野手登板のアメッド・ロサリオからジェシー・ウィンカーのタイムリーとマーク・ビエントスの3号3ランでさらに4得点。5回終了時点で3対0だった試合は、最終的に19対5というスコアになった。

 ニモは6打数4安打9打点の大暴れでチームの勝利に大きく貢献。1試合9打点は2008年のカルロス・デルガドに並ぶ球団タイ記録であり、わずか3イニングのあいだに9打点を叩き出すのは2002年のサミー・ソーサ以来だった。なお、米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、試合の6回以降だけで9打点をマークしたのは2015年のマイク・ムスタカス以来10年ぶり、メジャー史上2人目の快挙だという。


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