レッズ・マルティネスが6回5安打1失点の好投で今季初勝利
2025.4.29 11:03 Tuesday
【カージナルス1-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク
日本時間4月29日、レッズは本拠地グレートアメリカン・ボールパークでのカージナルス4連戦がスタート。その初戦は3対1で勝利を収め、今季初の5連勝で今季最多の貯金3となった。レッズ先発のニック・マルティネスは6回76球を投げて被安打5、奪三振3、与四球2、失点1の好投で今季初勝利(3敗)をマーク。4番手のエミリオ・パガンが8セーブ目を挙げ、カージナルス先発のアンドレ・パランテは6回6安打3失点の力投も2敗目(2勝)を喫した。
初勝利を目指して今季6度目の登板に臨んだマルティネスは、初回先頭のラーズ・ヌートバーに二塁打を許し、そこから二死3塁のピンチに。ここでノーラン・アレナドにタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上した。しかし、2回以降は持ち前の打たせて取るピッチングが冴えわたり、3本の併殺打を打たせて6回5安打1失点の好投。わずか76球で6イニングを投げ抜くなど、テンポのいいピッチングが光った。
レッズ打線は3回裏にホセ・トレビーニョの2号ソロで追いつくと、4回裏には一死からギャビン・ラックスがヒットで出塁し、ノエルビ・マルテのタイムリー三塁打で勝ち越しに成功。6回裏一死1塁の場面ではラックスがタイムリー二塁打を放ち、3対1でカージナルスを破った。
カージナルスのヌートバーは「1番・左翼」でスタメン出場し、初回の第1打席で二塁打を放って4打数1安打。「マルチ出塁」は5試合連続でストップしたが、連続試合安打を4、連続試合出塁を6に伸ばし、今季の打撃成績は打率.271、出塁率.405、OPS.835となっている。