アスレチックスが接戦を制す 開幕直後以来となる貯金生活に
2025.4.29 12:10 Tuesday
【アスレチックス2-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド
日本時間4月29日、アスレチックスは敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ4連戦がスタート。その初戦はロースコアの接戦となったが、2対1で勝利を収め、開幕直後以来となる貯金1を手にした。アスレチックス先発のJP・シアーズが6回途中5安打1失点で4勝目(2敗)を挙げ、4番手のメイソン・ミラーは9セーブ目を記録。レンジャーズ先発のパトリック・コービンは5回途中7安打2失点で今季初黒星(2勝)を喫した。
序盤から毎回のようにチャンスを作りながらもレンジャーズ先発のコービンを攻略し切れないでいたアスレチックス打線だが、5回表二死1・3塁のチャンスで若き強打者のタイラー・ソダーストロムがライトへのタイムリー二塁打を放ち、ようやく2点を先制。この一打でコービンを降板に追い込んだ。
5回まで無失点ピッチングを続けていたアスレチックス先発のシアーズは6回裏二死2塁からジョナ・ハイムにタイムリーを許したところで降板。2番手のミッチ・スペンスは二死満塁とピンチを広げながらも無失点に抑え、7回以降はスペンスからタイラー・ファーガソン、守護神ミラーとつないで1点のリードを守り抜いた。
アスレチックスはこれで今季15勝14敗となり、開幕直後に2勝1敗だったとき以来の貯金生活に。対戦相手のレンジャーズと並び、ア・リーグ西地区の3位タイに浮上した。2位アストロズと0.5ゲーム差、首位マリナーズと1.5ゲーム差という好位置につけており、混戦のア・リーグ西地区を盛り上げる存在となっていきそうだ。