ロイヤルズ5割復帰 ウィットJr.は今季初の20試合連続安打
2025.4.30 13:03 Wednesday
【ロイヤルズ3-1レイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド
日本時間4月30日、ロイヤルズは敵地ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでのレイズ3連戦がスタート。その初戦はロースコアの接戦となったが、3対1で勝利を収め、勝率5割復帰となった。ロイヤルズ先発のマイケル・ロレンゼンが6回4安打1失点の好投で3勝目(3敗)を挙げ、4番手のカルロス・エステベスは8セーブ目を記録。レイズ先発のタジ・ブラッドリーは7回5安打2失点と力投するも2敗目(2勝)を喫した。
ロイヤルズは初回先頭のジョナサン・インディアがヒットで出塁すると、そこから進塁打2本で二死3塁とし、4番サルバドール・ペレスのタイムリー二塁打で1点を先制。先発のロレンゼンが1回裏二死2・3塁のピンチを切り抜けた直後、2回表には一死1・3塁のチャンスを作り、カイル・イズベルの犠飛で2点目を奪った。
ロレンゼンは4回裏先頭のジュニア・カミネロに6号ソロを浴びたものの、6回4安打1失点の好投を披露。2番手のアンヘル・セルパ、3番手のルーカス・アーセグがそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、9回表にはフレディ・ファーミンのタイムリーで貴重な追加点を奪い、2点リードの最終回はクローザーのエステベスが締めくくった。
なお、この試合ではロイヤルズのボビー・ウィットJr.が8回表の第4打席でセンターへのヒットを放ち、今季メジャー初となる20試合連続安打を達成。日本時間4月8日の時点では打率.244と物足りない数字に終わっていたウィットJr.だが、翌9日から連続安打が始まり、今季の成績は打率.316、2本塁打、11打点、9盗塁、OPS.859となっている。本塁打は少ないが、12二塁打はメジャー単独トップ。昨季のア・リーグ首位打者は今季も持ち前の好打を存分に発揮している。