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カブスが一発攻勢でスキーンズを撃破 鈴木は2本塁打の活躍

2025.5.2 09:32 Friday

【カブス8-3パイレーツ】@PNCパーク

 日本時間5月2日、カブスは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の最終戦を迎え、8対3で勝利。難敵ポール・スキーンズを撃破し、同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。カブス先発のコリン・レイは6回4安打2失点の好投で2勝目(0敗)をマーク。スキーンズは5回表に3本のアーチを浴びるなど、5回86球を投げて被安打5、奪三振2、与四球4、失点3と精彩を欠き、3敗目(3勝)を喫した。

 初回にブライアン・レイノルズの4号ソロで先制されたカブスは、3回裏にオニール・クルーズのタイムリー二塁打で追加点を奪われ、難敵スキーンズを相手に2点を追う展開に。しかし、4回まで無得点に抑えられていた打線が5回表に爆発した。

 5回表先頭のダンズビー・スワンソンが6号ソロを放つと、二死後にはカイル・タッカーの8号ソロ、鈴木誠也の8号ソロと二者連続アーチが飛び出し、一気に逆転に成功。難敵スキーンズから3本塁打で逆転するという予想外の展開となった。

 7回表には鈴木が2打席連発となる9号2ランを放ち、5対2と3点をリード。8回裏に1点を返されたが、9回表にイアン・ハップのタイムリー二塁打とマイケル・ブッシュの2点タイムリーでダメ押しの3点を奪い、8対3でパイレーツを破った。

 カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、2本塁打を放つ活躍で勝利に貢献。4打数2安打3打点1四球で今季の打撃成績は打率.295、9本塁打、28打点、OPS.990となった。クレイグ・カウンセル監督は「彼は強い男だ。美しいスイングをしていた」と鈴木の活躍を称賛。「彼は今、自信をつけてきていると思う。本当に素晴らしい活躍だったし、特に2本目の本塁打は大きかった」と手放しで褒め称えた。


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