メッツ・千賀が4回1失点で2敗目 ソトの2本塁打は空砲に
2025.5.2 09:49 Friday
【ダイヤモンドバックス4-2メッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月2日、メッツは本拠地シティ・フィールドでのダイヤモンドバックス3連戦の最終戦を迎え、2対4で敗戦。打線が振るわず2連敗を喫し、3連戦を1勝2敗の負け越しで終えた。ダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンが6回2安打1失点の好投で2勝目(4敗)を挙げ、4番手のシェルビー・ミラーは今季初セーブを記録。メッツ先発の千賀滉大は4回5安打1失点で2敗目(3勝、防御率1.38)を喫した。
今季6度目の先発登板に臨んだメッツの千賀だが、コンディションが万全でなかったことも影響し、4イニングで降板することになった。最初の2イニングを最少打者数で抑え、3回表は二死満塁のピンチを招くも無失点。4回表は一死1・2塁のピンチとなり、アレック・トーマスに先制タイムリーを浴びたが、なんとか最少失点で切り抜けた。4回87球を投げて被安打5、奪三振6、与四球3、失点1という内容。本調子ではないなかでも高めの速球、そして低めのフォークは効果的だった。
5回表にエウヘニオ・スアレスの犠飛で追加点を奪われたメッツは、6回裏にフアン・ソトが待望のホーム初アーチとなる4号ソロ。7回表にヘラルド・ペルドモの5号ソロで再び2点ビハインドとなったあと、8回裏にソトが2打席連発の5号ソロを放ったが、9回表にティム・タワの5号ソロで追加点を奪われ、2対4で敗れた。
わずか5安打2得点に封じられたメッツ打線のなかで、今季ここまで低調だったソトが2本塁打を放つ活躍。どちらも逆方向への一発だったが、ソト自身は「逆方向に強い打球を打てているときは状態が良いんだ。ボールもよく見えるようになってきているし、良い兆候だね」と復調への手応えをつかんだようだ。
なお、米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、27歳の誕生日を迎える前に24度のマルチ本塁打を記録するのは、アレックス・ロドリゲスら歴代の強打者に次いで5位タイの記録。ソトの誕生日は10月であり、まだまだ記録を伸ばせるはずだ。