ドジャースがルートス、ファイアライゼンの両右腕を緊急補強
2025.5.2 10:33 Friday
日本時間５月２日、試合がなかったドジャースはロースターの変更を発表した。カージナルスから金銭トレードで右腕ライアン・ルートス、ダイヤモンドバックスからウエーバーで右腕Ｊ・Ｐ・ファイアライゼンを獲得。投手陣に故障者が続出し、駒不足が懸念されるなかで、投手の緊急補強に動いた。なお、ロースターの枠を空けるために、マイケル・コペックとブレイク・トライネンの両右腕が15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移動している。
カージナルスから加入したルートスは26歳のリリーフ右腕。昨年６月にメジャーデビューを果たし、メジャーでは３試合だけ登板した（防御率0.00）。マイナーAAA級ではクローザーを務めており、昨季は18セーブを記録。今季はメジャーでの登板がなく、マイナーAAA級で８試合に登板して２セーブを挙げている。日本時間４月29日の時点でカージナルスからDFAとなっていたが、そこをドジャースが金銭トレードで獲得に動いた形だ。
ダイヤモンドバックスから加入したファイアライゼンは32歳のリリーフ右腕。昨季ドジャースで10試合に登板して防御率8.18を記録しており、古巣復帰という形になった。メジャー通算95登板で22ホールドの実績を誇るが、今季はダイヤモンドバックスとのマイナー契約からスタート。日本時間４月20日にメジャー昇格を果たしたが、２試合に登板して防御率9.00と結果を残せず、日本時間４月28日の時点でDFAとなっていた。
60日間の故障者リストに移動したコペックは右肩の故障で開幕から離脱し、トライネンは右前腕の故障で４月中旬から戦列を離れている。15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移動した場合、日数のカウントは15日間の故障者リストに登録された時点からスタートするため、最初の故障者リスト入りから60日が経過した時点で復帰可能だ。コペックは５月中の復帰が期待されており、トライネンの復帰は最短でも６月以降ということになる。
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