English Español 韓国語

ブルペン崩壊のナショナルズが緊急補強 チェイフィンを獲得

2025.5.2 11:04 Friday

 日本時間5月2日、ナショナルズはブルペンの強化としてベテラン左腕のアンドリュー・チェイフィンとメジャー契約を結んだことを発表した。チェイフィンはタイガースとマイナー契約を結んでいたが、オプトアウトの権利を行使して退団。そこをナショナルズが獲得に動いた形となる。なお、ナショナルズはチェイフィン獲得に伴い、ロースターの枠を空けるために、同じリリーフ左腕のコリン・ポーシェのDFAを発表している。

 ナショナルズのブルペンは、日本時間5月1日の全試合が終了した時点でメジャーワーストの防御率7.41と崩壊状態。抑えのカイル・フィネガン(防御率3.09)と若手のジャクソン・ラトレッジ(防御率2.61)以外は全員が防御率5点台後半以上という惨状であり、立て直しが急務となっていた。

 チェイフィンはメジャー生活11年で通算601試合に登板している左腕。短縮シーズンの2020年を除き、2017年から7年連続で60試合以上に登板して2ケタホールドを挙げているが、今季はメジャー契約のオファーを得られず、古巣タイガースのマイナーでプレーしていた。今季マイナーAAA級では13試合に登板して防御率2.13を記録。ナショナルズでは即戦力、そしてブルペンの救世主として期待される。

 DFAとなったポーシェは31歳のリリーフ左腕。レイズのブルペンで活躍し、昨季まで3年連続で20ホールド以上を記録していたが、昨季終了後にノンテンダーFAとなった。今年3月にナショナルズとマイナー契約を結び、開幕ロースター入りを勝ち取ったものの、今季ここまで13試合に登板して防御率11.42と大乱調。全く結果を残せず、開幕からわずか1ヶ月でDFAが決まった。


spotvnow