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打撃不振のレンジャーズ・バーガーがマイナー降格へ 米報道

2025.5.2 13:38 Friday

 レンジャーズは今季新加入のジェイク・バーガーをマイナーAAA級ラウンドロックに降格させる方針を固めたようだ。米公式サイト「MLB.com」でレンジャーズを担当するケネディ・ランドリー記者が関係者から得た情報として報じている。なお、バーガーに代わる一塁手として、2019年ドラフト19巡目(全体565位)指名で入団したブレイン・クリムがメジャー初昇格を果たす見込みとなっている。

 現在29歳のバーガーは2023年に自己最多の34本塁打、昨季も29本塁打を放ったスラッガー。昨年12月にマーリンズからトレードで加入し、今季は正一塁手として期待されていた。ところが、今季はここまで30試合に出場して打率.190、3本塁打、12打点、OPS.561という大不振。32三振に対してわずか3四球と打席の内容も非常に悪く、マイナーで再調整を行わせることを決断した。

 レンジャーズは今季、打線強化のためにトレードでバーガー、FAでジョク・ピーダーソンを獲得したが、バーガーだけでなく、ピーダーソンも極度の打撃不振に陥っている。ピーダーソンは今季ここまで26試合に出場し、打率.108、0本塁打、1打点、OPS.381とバーガー以上に悲惨な状況。ただし、マイナーオプションを残しているバーガーとは異なり、ピーダーソンはマイナーに落とすことができない。

 バーガーに代わってメジャー昇格のチャンスを得たクリムは現在27歳。マイナーでは2021年から4年連続で20本塁打&80打点をクリアしており、マイナー通算打率.296、OPS.879の実績を誇る。今季はここまでマイナーAAA級で28試合に出場し、打率.313、7本塁打、25打点、OPS.930の好成績をマーク。自慢の強打がメジャーの舞台でも通用するか注目だ。


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