パドレスが今季20勝に到達 松井裕樹は今季初ホールドを記録
2025.5.3 12:54 Saturday
【パドレス9-4パイレーツ】@PNCパーク
日本時間5月3日、パドレスは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦がスタート。その初戦は悪天候により開始が1時間12分遅れたが、9対4で勝利を収め、今季20勝に到達した。パドレス5番手のジェレマイア・エストラーダが1イニングを三者三振に抑える好リリーフで今季初勝利(1敗)をマーク。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは5回8安打5失点(自責点4)で3敗目(1勝)を喫した。
ディラン・シースとケラーの投げ合いで始まった一戦は、3回表にパドレスのフェルナンド・タティスJr.が左前腕に死球を受けて交代。直後の3回裏にパイレーツがブライアン・レイノルズのタイムリーで先制した。
しかし、パドレスは4回表にギャビン・シーツの4号ソロで追いつくと、一死3塁となってタイラー・ウェイドのタイムリーで勝ち越しに成功。4回裏に追いつかれたものの、5回表にはルイス・アライズのタイムリー二塁打などで3点を勝ち越した。
5回裏と6回裏に1点ずつを返され、5対4と1点差まで迫られたが、8回表にアライズのタイムリーなどで3点を追加。9回表にはジェイソン・ヘイワードの犠飛でダメ押しの9点目を奪い、9対4で3連戦の初戦を制した。
パドレスの松井裕樹は6回裏に1点差に迫られた直後、一死2塁のピンチで登板。オニール・クルーズをファーストゴロに仕留めたあと、四球で1・2塁となったが、アンドリュー・マカッチェンをサードゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けた。2/3回を無失点に抑えて今季初ホールドを挙げ、防御率は2.77となっている。
なお、途中交代したタティスJr.は初期段階の検査の結果、骨に異常がないことが明らかになっており、現時点では「左前腕の打撲」と発表されている。