エンゼルス泥沼の7連敗 同点の9回表に4被弾で一挙8失点
2025.5.3 13:22 Saturday
【タイガース9-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間5月3日、6連敗中のエンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのタイガース4連戦の2戦目を迎え、同点で迎えた9回表に4本のアーチを浴びるなど一挙8失点。1対9で敗れて泥沼の7連敗となり、借金は今季ワーストの7に膨らんだ。タイガース3番手のタイラー・ホルトンが2勝目(2敗)をマーク。エンゼルス4番手のケンリー・ジャンセンは3本塁打を浴びるなど二死しか取れず6失点の大炎上で今季初黒星(0勝)を喫した。
昨季のサイ・ヤング賞投手であるタリック・スクーバルに対し、ザック・ネトの4号初球先頭打者アーチで幸先よく先制したエンゼルス。しかし、それ以降は追加点を奪うことができず、試合の最後には最悪の結末が待っていた。
先発のホセ・ソリアーノは6回6安打無失点の好投を見せたが、2番手のライアン・ゼファージャンが7回表二死からトレイ・スウィーニーに2号ソロを被弾。試合は1対1の同点のまま最終回を迎えた。
9回表、エンゼルスは登板間隔が大きく空いていた守護神ジャンセンを投入したが、先頭のライリー・グリーンに7号ソロ、続くコルト・キースに2号ソロを被弾。さらに二死1塁からハビアー・バイエズにも3号2ランを浴び、二死2・3塁とピンチを作ったところで降板となった。
急遽マウンドに上がった5番手のジェイク・イーダーはいきなり暴投で6点目を献上。さらにスペンサー・トーケルソンを四球で歩かせたあと、グリーンに8号3ランを浴び、一挙8失点のビッグイニングとなった。試合は1対9でエンゼルスが大敗。なお、タイガースの選手が1イニング2本塁打を記録するのは、2007年のマグリオ・オルドニェス以来18年ぶりの快挙だった。
【追記】米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、試合の9回に1イニング2本塁打を記録するのは、メジャー史上初の快挙だった。