レッズ・グリーンが６回１失点12Ｋの快投　今季最多の114球

2025.5.3 14:07 Saturday

【ナショナルズ１－６レッズ】＠グレートアメリカン・ボールパーク

　日本時間５月３日、ナ・リーグ中地区の２位につけているレッズは本拠地グレートアメリカン・ボールパークでのナショナルズ３連戦がスタート。その初戦はエースのハンター・グリーンが今季メジャー最多となる114球の熱投を見せ、６対１で勝利した。グリーンは６回114球を投げて被安打２、奪三振12、与四球２、失点１で４勝目（２敗）をマーク。ナショナルズ先発のミッチェル・パーカーは４回４安打５失点で２敗目（３勝）を喫した。

　レッズの先発陣を牽引する若きエースが見事なピッチングを見せた。初回のピンチを切り抜けると、２回表は圧巻の三者連続三振。３回表二死からＣＪ・エイブラムスにヒットを許し、五者連続三振で途切れたが、この回のアウト３つもすべて三振だった。

　４回表を三者凡退に抑えたあと、５回表先頭のジョシュ・ベルに５号ソロを浴びたが、６回表は四球１つを与えながらも３奪三振。今季メジャー最多の114球で６イニングを投げ抜き、ナショナルズ打線から12個の三振を奪った。

　レッズ打線は３回までに５点を奪ってグリーンを援護。６回裏にはＴＪ・フリードルの犠飛で追加点を奪い、６対１で勝利した。

　悪天候で試合開始が１時間51分も遅れたなかで素晴らしいピッチングを見せたグリーンは４勝目をマーク。シーズン通算55奪三振でリーグ３位（メジャー全体でも３位）に浮上し、今季の防御率は2.53となっている。