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PCAの勝ち越し3ランでカブス3連勝 鈴木は無安打に終わる

2025.5.4 10:30 Sunday

【カブス6-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 日本時間5月4日、カブスは同地区ライバル・ブリュワーズとの3連戦2戦目に6対2で勝利し、連勝を3に伸ばした。カブスは同点の4回にピート・クロウ=アームストロングが9号勝ち越し3ランを放ち、それが決勝点に。先発のジェイムソン・タイオンも6回2失点のクオリティスタートをマークし、今季2勝目をゲット。ブリュワーズ先発のホセ・キンタナは6失点と崩れ、今季初黒星を喫した。

 カブスが初回にジャスティン・ターナーのタイムリーで、ブリュワーズが3回にブライス・トゥラングのタイムリーでそれぞれ1点ずつを加えて迎えた4回、カブス打線が爆発した。一死1・3塁のチャンスを作り、7番ピート・クロウ=アームストロング右中間に9号勝ち越し3ラン。さらにダンズビー・スワンソンも2者連続となる7号ソロで続き、カブスは一挙に4点を奪った。

 ブリュワーズは直後の4回裏にリース・ホスキンスの4号ソロで追い上げたが、カブスは5回にもカイル・タッカーが9号ソロで追加点。6対2とリードを広げ、そのまま逃げ切った。

 カブスのピート・クロウ=アームストロングは4月14日まで本塁打はゼロだった。しかし、そこから9本塁打を量産し、MLB5位タイに着けている。リーグで右に出る者がいない中堅守備の貢献度にも助けられ、総合指標fWARではMLB3位の2.1をすでに記録。これはシーズン換算ではMVP水準の10.3に達する高水準だ。昨日の時点で本塁打もシーズン39本ペース、盗塁も59個ペースと、仮にこの調子を維持できれば走攻守を兼ね備えた若きスーパースターとなること間違いない。

 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打2三振に終わった。今季成績は打率.281、OPS.935、9本塁打となっている。


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