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カブス・今永がハムストリング痛めて負傷交代 鈴木は無安打

2025.5.5 09:47 Monday

【カブス0-4ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 日本時間5月5日、カブスの今永昇太がブリュワーズ戦に先発。5回まで無失点と好投したが、6回一死の場面で一塁ベースカバーに走った際、左足を負傷し、途中降板となった。カブスは今永降板後に崩れ、その回4失点。カブス打線も、4勝目を挙げたブリュワーズ先発のフレディー・ペラルタに6回7奪三振無失点と圧倒され、ブリュワーズに0対4で敗れた。鈴木誠也は4打数無安打3三振に終わった。

 ブリュワーズがペラルタ、カブスが今永と、ナ・リーグ中地区のライバル対決のシリーズ最終戦は、エース同士のマッチアップになった。6回表まで7三振を奪い、1四球4安打と危なげなくカブス打線を封じるペラルタに対し、今永は初回はピンチを背負った。初回、一死から走者2人を背負いながら、クリスチャン・イェリッチとリース・ホスキンスの強打者コンビを外野フライに打ち取ると、今永は尻上がりに調子を上げた。

 今永は2~5回までは1本の安打を許したのみで、4奪三振でブリュワーズ打線を寄せ付けず。しかし6回、単打と四球で一死1・2塁のピンチを招いてしまう。4番イェリッチをファーストゴロに打ち取り、今永は併殺完成のために一塁のベースカバーへ。しかし、そこで左足のハムストリングを痛め、今永は負傷交代。今永の後を引き継いだ2番手ジュリアン・メリーウェザーは、暴投と2本のタイムリーで4点を献上し、ブリュワーズはその4得点で逃げ切った。

 カブスのクレイグ・カウンセル監督によると、今永は左ハムストリングの肉離れと診断され、負傷の程度を確認するために画像検査を受ける予定だという。今永は30日のパイレーツ戦でも両大腿四頭筋の痙攣を理由に途中交代している。ただ、今永は試合後に通訳を通して「MLB.com」の取材に対して「試合前から最高の気分だった。水分補給も含め、全てが完璧だった。だから、試合前には脚の裏側に痛みなどの兆候は全くなかった。だからショックを受けている」と吐露。本人にとっても驚きの怪我だったようだ。

 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打3三振に終わった。5月に入ってから17打数で3安打7三振とやや調子を落としている。今季成績は打率.272、OPS.906となった。


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