大谷&フリーマンの一発でドジャース勝利 マーリンズを下す
2025.5.6 10:29 Tuesday
【ドジャース7-4マーリンズ】@ローンデポ・パーク
日本時間5月6日、ナ・リーグ西地区首位のドジャースはナ・リーグ東地区最下位のマーリンズの本拠地に乗り込み、きょうから3連戦がスタート。初戦はフレディ・フリーマン、大谷翔平の本塁打もあり、サイ・ヤング賞右腕サンディ・アルカンタラを攻略した。また投げても、オープナーの後を受けたベン・カスパリウスが4回1失点の好投を見せて無傷の4勝目をマーク。アルカンタラは前回登板のドジャース戦に続いて乱調で、今季4敗目を喫している。
ドジャースは初回、4番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打で幸先よく先制。さらに3回、一死から大谷が四球で出塁後、今季10個目の盗塁を決めてチャンスメイクすると、3番フリーマンが今季7号の2ラン本塁打を放った。フリーマンはこの本塁打で通算350号のマイルストーンに到達している。
そして5回、9番金慧成(キム・ヘソン)がキャリア初安打で塁に出ると、続く大谷が右中間へ9号2ランで追加点をもたらした。さらにキムは6回二死1・2塁からタイムリーを放って、キャリア初の打点もマーク。この試合でキャリア初安打、初打点、初得点を記録した。ドジャース打線はその後もクリス・テイラーのタイムリーで加点し、マーリンズから7点の大量リードを得た。
ドジャースは先発のジャック・ドライヤーをオープナー役とし、2回途中から2番手カスパリウスに交代。カスパリウスは6回一死から3連打を浴びて1失点するまで、4回5奪三振の好投を見せた。その後、ドジャースは大量リードを維持したまま、6点リードの8回をヨエンドリス・ゴメスに託したが、ゴメスは新人アグスティン・ラミレスに4号3ランを献上。7対4と3点差に追い上げられると堪らずタナー・スコットとカービー・イェーツを投入し、そのまま7対4で逃げ切った。
ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打1四球2得点2打点の活躍。第1打席は三振、第2打席は四球、第3打席は右中間への9号2ラン。この本塁打は打球初速が約190キロに達する弾丸ライナーだった。第4打席はレフトフライ、第5打席は三振だった。今日の活躍により、大谷の今季通算成績は打率.292、OPS.984に向上している。