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カブスがジャイアンツに大勝 鈴木は3試合ぶりのタイムリー

2025.5.6 11:08 Tuesday

【ジャイアンツ2-9カブス】@リグレー・フィールド

 日本時間5月6日、今季ここまで21勝を挙げているナ・リーグ中地区首位のカブスは、22勝の西地区3位ジャイアンツを本拠地に迎え、3連戦がスタート。初戦はカブス打線が9得点の爆発を見せてジャイアンツに大勝した。カブスは先発マシュー・ボイドが6回2失点7奪三振の好投で3勝目をマーク。一方のジャイアンツは先発のランデン・ループが3敗目を喫した。鈴木誠也は3試合ぶりの安打を放ち、5打数1安打だった。

 カブスは3回、一死2塁から1番イアン・ハップが3号2ランを放って2点を先制。直後の4回表にジャイアンツのルイス・マトスに3号2ランを浴びて同点に追いつかれたが、4回裏にジャイアンツの守備の乱れに乗じて逆転する。二死走者なしからジャイアンツの三塁手マット・チャップマンが失策を喫すると、7番ニコ・ホーナーと8番ダンズビー・スワンソンが連打を放って2点を勝ち越し。4対2とリードを奪う。

 そして6回、カブスは今季絶好調の5番カーソン・ケリーが8号ソロ。ケリーは今季打率.361、OPS1.320とまだその驚異的打棒を維持している。その後、単打と2個の失策が絡んで満塁のチャンスを作ると、押し出しと犠牲フライでさらに2点を加える。そして一死満塁のチャンスで3番の鈴木を迎えると、鈴木はダメ押しの2点タイムリーを放って、この試合の9点目を叩き出した。

 ジャイアンツは開幕から好投してきた先発のループ、そして2番手ヘイデン・バードソングが計9失点。3連勝中と勢いに乗っていたが、4失策が絡む後味の悪い敗戦で一歩後退してしまった。一方のカブスは今季22勝目をマークし、2位レッズとのゲーム差を4に拡大。前日にエースの今永昇太を負傷で失ったが、開幕から好投するボイドがまたしても安定したパフォーマンスを見せた。

 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、5打数1安打2打点の内容だった。ここ2試合は8打数無安打5三振と当たりが鈍っていたが、勝負強い一打を放った。今季成績は打率.269、OPS.887となっている。


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