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ブレーブス・スミス=ショウバーが8回途中まで無安打の快投

2025.5.6 12:37 Tuesday

【レッズ0-4ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

 日本時間5月6日、ナ・リーグ東地区4位のブレーブスは、きょうから中地区2位のレッズを迎えて4連戦がスタート。初戦は22歳のAJ・スミス=ショウバーが8回途中までノーヒッターの快投を見せ、レッズに4対0で完封勝利を挙げた。スミス=ショウバーは好投で今季2勝目(2敗)をマーク。一方のレッズは先発のブレイディ・シンガーが今季ワーストの自責点4を許し、2敗目(4勝)を喫している。

 スミス=ショウバーは平均約153キロの4シームを軸に、スプリッターとカーブを織り交ぜて、レッズ打線を打たせて取った。打球初速が95マイルを超えるハードヒットを計10本、その中でも打球初速100マイル超えの打球を6本浴びながらも、遊撃手ニック・アレンらの好守にも助けられ、7回までノーヒットピッチング。

 スミス=ショウバーは8回、先頭のサンティアゴ・エスピナルに初安打を許したが、それでも99球で8回を投げ切った。8回無失点、5奪三振、4四球の内容で、22歳でまだ3年目のスミス=ショウバーにとって8回を投げ切るのは自身最長。69歳のブライアン・スニッカー監督をはじめ、多くのチームメイトから笑顔で好投を労われた。

 ブレーブス打線も好投の若武者を援護。3回一死1塁で1番アレックス・バーデューゴがタイムリー二塁打で先制点をもたらすと、2番オースティン・ライリーもタイムリーで続いてその回2点目。そして続く3番マット・オルソンがレフト線に放った当たりは、レッズの左翼手タイラー・キャリハンがダイビングキャッチで好捕したものの、フェンスに激突して落球。キャリハンが痛みで起き上がれない間に、打者走者のオルソンまでもが生還し、ランニングホームランとなってしまった。24歳のキャリハンはこれがまだキャリア4試合目のルーキー。レッズはキャリハンについて「左前腕部の骨折」と発表している。

 ブレーブスはこれで16勝18敗と、借金完済まで2に迫った。開幕7連敗と出だしは苦しんだが、4月最後の4カードでは全て勝ち越し。徐々に調子を上げ、地区3位に浮上している。


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