ストリップリングが現役引退 ドジャースなどで活躍した右腕
2025.5.6 13:44 Tuesday
日本時間5月6日、ドジャースなどで活躍した右腕ロス・ストリップリングが自身のSNSで現役引退を発表した。ストリップリングはドジャース、ブルージェイズ、ジャイアンツ、アスレチックスで通算248登板を積み重ね、ドジャース時代の2018年にはオールスター選出も経験。35歳で現役生活に終止符を打つこととなった。
現在35歳のストリップリングは2012年ドラフト5巡目でドジャースに入団。2016年にメジャー昇格を果たすと、そこからは先発・救援の両方で重宝されるスウィングマンとして活躍し、ドジャースの黄金期形成に貢献した。また、2018年にはオールスター選出も経験している。そして2020年途中にブルージェイズにトレード移籍すると、ブルージェイズでも2年半活躍。その後、ジャイアンツとアスレチックスを1年ずつ渡り歩き、今季はロイヤルズとマイナー契約を結んでいた。しかし、スプリング・トレーニングで目立った活躍を残せず、3月末にリリース。そこからは無所属となっていた。
ストリップリングはSNS上の声明で「13シーズンを過ごし、大きな誇りと感謝の気持ちでいっぱいでしたが、ついにスパイクを脱ぐ時が来ました。想像もしていなかった経験と思い出の数々。若い頃の自分が野球選手として夢見ていた以上の素晴らしい経験と思い出ができました」と綴った。通算40勝を挙げたマウンド上の貢献だけでなく、クラブハウスでユーモアあふれる人格者としても知られたストリップリング。SNSの引退の投稿には「愛を込めて、チキン・ストリップ」とチームメイトに付けられた自身のニックネームを添えていた。