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ドジャースに大きな痛手 テオスカーが左股関節痛でIL入り

2025.5.7 09:38 Wednesday

 日本時間5月7日、ドジャースは左股関節を痛めたテオスカー・ヘルナンデスを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。デーブ・ロバーツ監督が詳細を説明しており、MRI検査の結果、左内転筋を痛めていることが判明したという。「彼はしばらくのあいだ離脱するだろう。いつ復帰できるかはわからない。彼がいつ復帰できるかは彼次第だ。残念ながら、我々はしばらくのあいだ彼を失うことになる」と語り、テオスカーが数週間の離脱を強いられる見込みであることを示唆した。

 現在32歳のテオスカーは今季ここまで33試合に出場して打率.315、9本塁打、34打点、4盗塁、OPS.933の好成績をマーク。昨季に続いて勝負強い打撃を見せ、大谷翔平やフレディ・フリーマンとともに打線を牽引する働きを見せていただけに、テオスカーを欠くことはドジャースにとって小さくない痛手となる。チーム内にテオスカーの代役となるようなスラッガーは見当たらず、チーム一丸となってその穴を埋めていくしかないだろう。

 テオスカーの離脱に伴ってメジャー昇格を果たしたのは27歳のアウトマン。今季は開幕からマイナー暮らしが続いていたが、テオスカーの故障で今季初昇格のチャンスを得た。今季はマイナーAAA級で32試合に出場して打率.254、8本塁打、27打点、5盗塁、OPS.830を記録。ロバーツ監督はテオスカーとトミー・エドマンが不在のなかでプラトーンを多用していく方針を明らかにしており、アウトマンは相手先発投手が右腕のときに出場機会を得ることになりそうだ。

 なお、ドジャースは右腕ヨエンドリス・ゴメスをDFAとし、先日獲得したばかりの右腕J・P・ファイアライゼンをメジャーに昇格させたことも発表している。4月下旬にヤンキースからDFAとなり、ウエーバーでドジャースに拾われたゴメスだが、移籍後は3試合に登板して防御率14.54、被打率.435と結果を残せなかった。


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