ドジャース延長サヨナラ負け 大谷翔平の10号アーチも空砲に
2025.5.7 10:58 Wednesday
【ドジャース4-5xマーリンズ】延長10回@ローンデポ・パーク
日本時間5月7日、ドジャースは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ3連戦の2戦目を迎え、延長タイブレークの末に4対5でサヨナラ負け。無死2塁から始まる10回表に1点も奪えなかったことが大きく響いた。マーリンズ6番手のヘスス・ティノコが9回表から2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、2勝目(0敗)をマーク。移籍後初登板となったドジャースのJ・P・ファイアライゼンは2敗目(0勝)を喫した。
トニー・ゴンソリン(ドジャース)とカル・クアントリル(マーリンズ)の両先発で始まった一戦は、初回にフレディ・フリーマンのタイムリーでドジャースが先制。5回裏に伏兵リアム・ヒックスの2号2ランで逆転されたが、6回表に大谷翔平の2試合連発となる10号ソロ、フリーマンの8号ソロと2本のアーチが飛び出し、3対2とリードを奪った。なお、大谷は今季メジャー最速で10本塁打&10盗塁に到達。昨季(チーム43試合目)より速い36試合目での到達となった。
リリーフ陣がリードを守れず、6回裏に2本のタイムリーで逆転されたものの、7回表一死1塁から大谷がライトへのタイムリー二塁打。俊足のキム・ヘソンが一塁から一気に生還し、4対4の同点に追いついた。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、10回表のドジャースはウィル・スミスが併殺打に倒れるなど無得点。10回裏には内野5人シフトも実らず、6番手のファイアライゼンがヘスス・サンチェスにサヨナラ打を浴びた。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は見逃し三振、3回表の第2打席は空振り三振に倒れたが、6回表の第3打席で2試合連発となる豪快な10号ソロ。7回表の第4打席では4対4の同点に追いつくタイムリー二塁打を放った。9回表の第5打席はファーストゴロで凡退し、5打数2安打2打点。今季の成績は打率.296、10本塁打、15打点、10盗塁、OPS1.006となっている。