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カージナルスが今季2度目のスキーンズ撃破 5割復帰に王手

2025.5.7 12:21 Wednesday

【パイレーツ1-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 日本時間5月7日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、難敵ポール・スキーンズを相手に2対1で逆転勝利。あすの最終戦を残して同地区対決3連戦の勝ち越しを決め、4連勝で5割復帰にリーチをかけた。カージナルス先発のマシュー・リベラトーアが7回3安打1失点で3勝目(3敗)を挙げ、3番手のゴードン・グラセフォはメジャー初セーブを記録。スキーンズは6回3安打2失点の力投も4敗目(3勝)を喫した。

 カージナルスの「スキーンズ・キラー」ぶりが今日も炸裂した。スキーンズとリベラトーアの両先発が好投し、5回まで両軍無得点で進行した一戦は、6回表にパイレーツがオニール・クルーズの四球と盗塁で二死2塁のチャンスを迎え、キブライアン・ヘイズのタイムリー二塁打で先制。剛腕スキーンズに待望の先制点がもたらされた。

 しかし、カージナルスは6回裏二死からヒットと四球で1・2塁とし、アレック・バーレソンがレフトへの2点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。1点のリードをリベラトーアからスティーブン・マッツ、グラセフォとつなぐリレーで守り抜き、2対1でパイレーツを破った。

 カージナルスがスキーンズに黒星をつけるのは日本時間4月9日の試合に続いて今季2度目。このときは6イニングを投げたスキーンズから5点を奪っている。また、昨季もスキーンズに2つの黒星をつけており、メジャー通算14勝7敗のスキーンズは、そのうち4敗がカージナルス戦ということに。5点を奪った今季の試合を除けば、大量得点を奪っているわけではないものの、若き剛腕を相手に名門球団の集中力が光っている。


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