マリナーズ・ローリー代打逆転タイムリー 首位攻防戦を制す
2025.5.7 14:01 Wednesday
【マリナーズ5-3アスレチックス】@サターヘルス・パーク
日本時間5月7日、マリナーズは敵地サターヘルス・パークでのアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、土壇場の9回表に3点を奪って5対3で逆転勝利。ア・リーグ西地区の首位攻防3連戦は2戦目を終えて1勝1敗となった。マリナーズ4番手のコリン・スナイダーが今季初勝利(0敗)を挙げ、5番手のカルロス・バルガスはメジャー初セーブを記録。アスレチックス5番手のタイラー・ファーガソンはリードを守れず、今季初黒星(0勝)を喫した。
初回にフリオ・ロドリゲスの6号ソロで先制したマリナーズは、直後の1回裏にミゲル・アンドゥハーのタイムリーで追いつかれたものの、2回表にマイルズ・マストロボーニのタイムリー二塁打ですぐさま勝ち越し。先発のエマーソン・ハンコックは3回裏にブレント・ルーカーのタイムリーで追いつかれたが、6回4安打2失点の力投で試合を作った。
試合は2対2のまま終盤に突入し、8回裏にアスレチックスがアンドゥハーのタイムリーで勝ち越し。しかし、マリナーズは9回表にアスレチックス5番手のファーガソンを攻め、一死満塁のチャンスを作ると、代打で登場したカル・ローリーがライトへの2点タイムリーを放って逆転に成功し、続くディラン・ムーアもライトへの犠飛で貴重な追加点を叩き出して5対3で逆転勝利を収めた。
ア・リーグ西地区首位のマリナーズと2位アスレチックスは、今日の試合が始まる前の時点で1ゲーム差。マリナーズは今日の試合に敗れると、ゲーム差なしに迫られてしまうところだったが、鮮やかな逆転勝利で2ゲーム差に広げた。なお、あすの最終戦はブライアン・ウー(マリナーズ)とガナー・ホグランド(アスレチックス)の投げ合いが予定されている。