ドジャース・フィリップスが前腕の違和感で故障者リスト入り
2025.5.8 09:48 Thursday
日本時間5月8日、ドジャースは救援右腕エバン・フィリップスを右前腕の違和感により15日間の故障者リストに登録したことを発表した。デーブ・ロバーツ監督によると、今回の故障者リスト入りは状態を悪化させないための予防的な措置であり、最短の15日間で復帰できることを期待しているという。なお、フィリップスに代わってメジャー昇格を果たしたマット・サウアーはマーリンズ戦で4回1失点(自責点0)の好投を見せ、メジャー初セーブを挙げた。
今季のドジャースはシーズン序盤から投手陣に故障者が続出。ブルペンゲームで戦う試合も多く、メジャー最多のイニング数を消化しているブルペンに大きな負担がかかっている。
ロースターに登録されている投手のうち、現時点ではタイラー・グラスナウ、ブルスダー・グラテロル、マイケル・グローブ、エドガルド・ヘンリケス、カイル・ハート、クレイトン・カーショウ、マイケル・コペック、リバー・ライアン、エメット・シーアン、ブレイク・スネル、ギャビン・ストーン、ブレイク・トライネンと実に12人が故障者リスト入り。フィリップスで13人目となった。
チームは開幕37試合を消化したところだが、アレックス・ベシアとカービー・イェーツが過半数の19試合に登板。ルイス・ガルシアとタナー・スコットが18試合、アンソニー・バンダが17試合、新人のジャック・ドライヤーも15試合に登板するなど、ブルペンの主力投手に大きな負担がかかるシーズン序盤となっている。