ヤンキース6回まで無安打も逆転勝ち エスカラがサヨナラ打
2025.5.8 11:41 Thursday
【パドレス3-4xヤンキース】延長10回@ヤンキー・スタジアム
日本時間5月8日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのパドレス3連戦の最終戦を迎え、6回まで無安打に抑えられたものの、延長戦の末に4対3でサヨナラ勝ち。パドレス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。10回表を無失点で切り抜けたヤンキース4番手のデビン・ウィリアムスが今季初勝利(2敗)をマーク。パドレス4番手のジェレマイア・エストラーダはサヨナラ打を浴びて2敗目(1勝)を喫し、松井裕樹には登板機会がなかった。
ディラン・シース(パドレス)とマックス・フリード(ヤンキース)という好投手同士の投げ合いとなった一戦は、期待通りの投手戦に。フリードは4回表にジャクソン・メリルの4号ソロで先制を許したものの、7回5安打1失点の好投で今季の防御率は1.05に。一方のシースは6回までヤンキースの強力打線を無安打に封じた。
7回裏、シースは先頭のポール・ゴールドシュミットを打ち取ったものの、コディ・ベリンジャーに5号ソロを浴び、ノーヒッターへの挑戦は終了。次打者アンソニー・ボルピーを空振り三振に仕留めたあと、右前腕のけいれんによりマウンドを降りることになった。
同点に追いつかれたパドレスは8回表にメリルのタイムリーなどで2点を勝ち越し。しかし、ヤンキースが8回裏にトレント・グリシャムの10号2ランで追いつき、10回表のピンチをウィリアムスが切り抜けると、10回裏一死3塁から代打のJ・C・エスカラがレフトへの犠飛を放ち、4対3でサヨナラ勝ちとなった。