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カブス有望株ホートン 今永昇太の代役としてメジャー昇格か

2025.5.9 11:23 Friday

 カブスがマイナーAAA級で快投を続けている有望株ケイド・ホートンをメジャーに昇格させることを検討していることが明らかになった。米公式サイト「MLB.com」でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者が報じている。ホートンは「MLB.com」のプロスペクト・ランキングで球団2位・全体46位の評価を受けている有望株。カブスは今永昇太の離脱で先発投手陣のコマが不足しており、ホートンは今永の代役に抜擢される可能性がある。

 現在23歳のホートンは2022年ドラフト1巡目(全体7位)で指名を受けてオクラホマ大学からカブスに入団。昨季途中にマイナー最上級のAAA級へ昇格し、今季はAAA級で6試合に先発して29イニングを投げ、2勝1敗、防御率1.24、33奪三振、被打率.129、WHIP0.86という好成績を残している。もはやマイナーでやり残したことはなく、メジャー昇格は時間の問題となっていた。

 ジェッド・ホイヤー編成本部長は今季のホートンについて「登板のたびに良くなっている」と評価。「コンスタントに良いピッチングをしている。スプリング・トレーニングのときから良かったけれど、ここ数試合はさらに良くなった。2試合連続で6イニングを投げ抜いているからね」と語り、ホートンの昇格を検討していることを認めた。

 カブスはあす日本時間5月10日からメッツとの3連戦がスタート。初戦にジェイムソン・タイオン、3戦目にマシュー・ボイドが先発するが、今永の順番だった2戦目の先発投手は未定となっている。ここにホートンが抜擢される可能性があるというわけだ。ただし、ブルペンゲームで乗り切る可能性も残されており、クレイグ・カウンセル監督は「初戦の試合展開を見てから決めたい」との意向を示している。


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