ブレーブス延長11回サヨナラ勝ち 再び「借金完済」にリーチ
2025.5.9 12:00 Friday
【レッズ4-5xブレーブス】延長11回@トゥルイスト・パーク
日本時間5月9日、ブレーブスは本拠地トゥルイスト・パークでのレッズ4連戦の最終戦を迎え、延長タイブレークの末に5対4でサヨナラ勝ち。レッズ4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、今季初の「借金完済」に再びリーチをかけた。ブレーブス6番手のスコット・ブルエットはタイブレークの2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、今季初勝利(0敗)をマーク。レッズ5番手のテイラー・ロジャースはサヨナラ打を浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。
ニック・ロドロ(レッズ)とスペンサー・シュウェレンバック(ブレーブス)の投げ合いで始まった一戦は、両先発の好投によりロースコアの接戦に。ブレーブスは初回に先制したあと、5回表に追いつかれたが、5回裏にマイケル・ハリス2世のタイムリー三塁打で2対1と勝ち越しに成功した。
ところが、7回表に2番手のラファエル・モンテロがピンチを招き、3番手のディラン・リーがTJ・フリードルにタイムリーを浴びて2対2の同点に。9回表には5番手のライセル・イグレシアスが代打リース・ハインズに1号2ランを浴びてしまい、レッズに勝ち越しを許した。
しかし、ブレーブスも底力を見せ、9回裏に小技を絡めながら2点を奪って同点に。6番手のブルエットがタイブレークの2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せると、11回裏二死1・2塁から新人捕手ドレイク・ボールドウィンがレフトへのサヨナラタイムリーを放ち、熱戦に終止符を打った。
ブレーブスはあす日本時間5月10日から低迷するパイレーツとの3連戦がスタート。借金を完済し、今季初の貯金を作るチャンスとなりそうだ。