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メッツがカブスに完勝 ホームズが再び好投 鈴木ノーヒット

2025.5.10 11:00 Saturday

【カブス2-7メッツ】@シティ・フィールド

 日本時間5月10日、きょうからナ・リーグ東地区首位・メッツと中地区首位・カブスによる3連戦がニューヨークで始まった。初戦はフランシスコ・リンドーアとフアン・ソトのアベック弾、そして先発クレイ・ホームズが再び好投を見せ、メッツが勝利を収めた。先発転向がハマっているホームズは5勝目(1敗)をマーク。カブスは先発のジェイムソン・タイオンが6失点(5自責点)を喫して、2敗目(2勝)が付いた。鈴木誠也は4打数無安打に終わった。

 メッツは初回、1番リンドーアの8号ソロで幸先よく先制する。2回にも6番ブレット・ベイティが2号ソロ、8番ジェフ・マクニールも3号ソロで続いて3点目。3回には一死満塁のチャンスを作ると、ダブルプレーでイニング終了という打球を、カブスの遊撃手ダンズビー・スワンソンが送球エラーを犯してしまう。名手のまさかのエラーでメッツはさらに2点を加え、序盤で5対0と先行する。

 カブスは4回にカイル・タッカーの10号ソロで追い上げを図った。しかし直後の4回裏、フアン・ソトが8号ソロできっちりとお返しし、反撃の芽を摘んだ。そして先発のホームズも、得意のシンカーで7個のゴロアウト、5個の三振を築き上げ、6回1失点。今季から先発に挑戦したばかりの32歳は、8先発で防御率2.74と適応を示している。メッツはそのまま7対2で勝利し、シーズン25勝目をマーク。一方のカブスは連敗が3に伸びた。

 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打1三振。第1打席はショートゴロ、第2打席は三振、第3打席はセカンドライナー、第4打席はセンターフライだった。インプレーになった3つの打球は、いずれも打球速度が160キロを超えるハードヒットだったが、安打にはならず。鈴木は直近7試合は打率.095と不振で、シーズン成績は打率.245、OPS.809となっている。


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