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オリオールズ・菅野が8回途中1失点 チームの連敗を止める

2025.5.10 13:36 Saturday

【オリオールズ4-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

 日本時間5月10日、オリオールズの菅野智之が8回途中1失点の快投でエンゼルス打線を封じ、4勝目(2敗)をマークした。菅野はわずか3安打しか許さず、エンゼルス打線相手に凡打の山を築いた。オリオールズ打線もガナー・ヘンダーソンの2打点の活躍などで菅野を援護。オリオールズは連敗を5で止めた。一方、エンゼルス先発のカイル・ヘンドリックスが試合を作ったが、今季4敗目が付いている。

 オリオールズは初回、3番ガナー・ヘンダーソンの4号ソロで先制。2回にも7番ジャクソン・ホリデイ、9番エマニュエル・リベラのタイムリーで3対0とし、理想的なスタートを切った。

 先発の菅野は4回まで1安打しか許さない完璧な立ち上がり。5回には二死から二塁打を浴び、この日初めて走者を得点圏に背負ったものの、後続を難なく抑えて無失点に。7回のマウンドにも上った菅野は、先頭に三塁打を浴びて内野ゴロの間に1点を失ったが、傷口をそれ以上に広げることはなかった。そして菅野は球数が90球を超えながら8回も続投。先頭打者を打ち取ったところで降板し、降板時には笑顔も見られた。

 オリオールズのブルペンは、菅野降板後にピンチを招いたが、なんとか4対1で逃げ切りに成功。菅野は7回1/3を投げて3安打1失点5奪三振無四球の快投で、チームの連敗を5で止めた。投壊にあえぐオリオールズの中で、菅野はローテーションの大黒柱として君臨している。菅野のシーズン防御率は2.72まで下がり、アメリカン・リーグの10位に入っている。


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