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ジャッジ2打席連発で本塁打単独トップに チームは逆転負け

2025.5.11 08:32 Sunday

【ヤンキース7-11アスレチックス】@サターヘルス・パーク

 日本時間5月11日、ヤンキースは敵地サターヘルス・パークでのアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、ブルペンがリードを守れず7対11で逆転負け。連勝が3でストップし、3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。アスレチックス3番手のグラント・ホルマンが4勝目(0敗)を挙げ、5番手のメイソン・ミラーは11セーブ目を記録。ヤンキース2番手のフェルナンド・クルーズが今季初黒星(1勝)を喫した。

 ヤンキースは先発のカルロス・ロドンが2回裏にルイス・ウリアスの6号ソロ、3回裏にブレント・ルーカーの10号3ランと2本のアーチを浴びて4失点。しかし、4回表にアーロン・ジャッジの13号ソロで反撃を開始すると、6回表にはジャッジの14号ソロから打線がつながり、オスワルド・ペラザが2号2ランを放つなど一挙5点を奪って6対4と逆転に成功した。

 ところが、7回裏に2番手のクルーズがランゲリアーズに8号逆転3ランを被弾。8回裏にはランゲリアーズのタイムリー二塁打などで4点を追加され、9回表に1点を返したものの、7対11で逆転負けとなった。アスレチックスのランゲリアーズは5打数4安打5打点の大活躍。剛腕ミラーは1点を失ったが、執念の5アウト・セーブで試合を締めくくった。

 ヤンキースのジャッジは4回表に13号ソロ、6回表に14号ソロと2打席連続アーチを放ち、本塁打王争いでメジャー単独トップに浮上。前日の時点で大谷翔平(ドジャース)、カル・ローリー(マリナーズ)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)と12本で並んでいたが、すぐさま抜け出した形だ。サクラメントで生まれ、カリフォルニア州のリンデンで育ったジャッジは「アスレチックスと対戦するのは、いつだって特別なんだ」。大勢の家族や友人が見守るなか、見事な活躍を見せたが、残念ながらチームの勝利にはつながらなかった。


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