カージナルスが3年ぶりの7連勝 ヌートバーは2打点で貢献
2025.5.11 08:48 Sunday
【カージナルス4-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間5月11日、カージナルスは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ3連戦の2戦目を迎え、4対2で勝利。3年ぶりの7連勝を達成し、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。カージナルス先発のアンドレ・パランテが8回途中5安打2失点の好投で3勝目(2敗)を挙げ、3番手のライアン・ヘルズリーは7セーブ目を記録。ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは6回7安打4失点で4敗目(2勝)を喫した。
6連勝中と勢いに乗るカージナルスは、2回表一死から2つの四死球で1・2塁のチャンスに。ここでノーラン・ゴーマンはセカンドゴロに倒れたものの、ペドロ・パヘスとビクター・スコット2世の連続タイムリーで2点を先制し、さらに二死1・2塁からラーズ・ヌートバーがライトへの2点タイムリー二塁打を放って4対0とリードを広げた。
前日の試合でエリック・フェディが完封勝利をマークするなど21イニング連続無失点と好調の投手陣は、きょうは先発のパランテが快投を披露。7回までナショナルズ打線を3安打に封じ、カージナルスの連続無失点は28イニングまで伸びた。パランテは8回裏一死1塁からディラン・クルーズに5号2ランを浴びて降板したが、8回途中5安打2失点の好投。2番手のジョジョ・ロメロと守護神ヘルズリーが2点のリードを守り、4対2でナショナルズを破った。
カージナルスが7連勝を記録するのは、2022年8月に8連勝をマークして以来3年ぶり。この年は現時点でカージナルスが最後にポストシーズン進出を果たしたシーズンである。日本時間5月3日の時点で今季最多の借金5を抱えていたが、そこからの7連勝で貯金2に。順位もナ・リーグ中地区の2位に浮上しており、この勢いが続けば、3年ぶりのポストシーズン進出も夢ではないだろう。