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ブレーブスが延長11回の熱戦制す 再び「借金完済」にリーチ

2025.5.11 09:06 Sunday

【ブレーブス3-2パイレーツ】延長11回@PNCパーク

 日本時間5月11日、ブレーブスは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、延長11回までもつれた熱戦の末に3対2で勝利。3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となり、今季初の「借金完済」に再びリーチをかけた。ブレーブス6番手のスコット・ブルエットはタイブレークの2イニングを無失点に抑える好リリーフで2勝目(0敗)をマーク。パイレーツ6番手のチェイス・シュガートは暴投で決勝点を献上し、3敗目(1勝)を喫した。

 2回表にマイケル・ハリス2世のタイムリー二塁打で先制したブレーブスは、3回表二死からマット・オルソンに7号ソロが飛び出し、2点をリード。先発のAJ・スミス=ショウバーは3回裏にジョーイ・バートのタイムリーで1点を失ったものの、6回途中5安打7奪三振1失点という好投を見せた。

 ところが、リリーフ陣がリードを守れず、8回裏にマット・ゴースキーのタイムリーで2対2の同点に。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、10回は両軍とも無得点に終わったが、11回表二死1・3塁からシュガートの暴投で勝ち越しに成功したブレーブスが1点のリードを死守し、3対2で勝利を収めた。

 なお、この試合では解任されたデレック・シェルトンに代わってパイレーツ新監督となったばかりのドン・ケリーが退場を命じられる一幕があった。6回表、ケリー監督は自軍のダグアウトから球審のボール/ストライク判定に抗議し、退場処分に。「これ以上の抗議は許さない」という球審からの警告を無視して抗議を続けたため、就任2試合目にして退場処分を受けることになった。通常、監督の退場後はベンチコーチが指揮を執るが、パイレーツはベンチコーチのケリーが監督に昇格したため、ベンチコーチが不在(新ベンチコーチを選考中)。そのため、三塁ベースコーチのマイク・ラベロが臨時で監督の役割を担うことになった。


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