パドレスが今季最多21得点で大勝 先発コレックは5安打完封
2025.5.11 11:52 Sunday
【パドレス21-0ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間5月11日、パドレスは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、打線が5本塁打を含む24安打と爆発して21対0で大勝。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、勝率差でドジャースを抜いて地区首位に浮上した。パドレス先発のスティーブン・コレックは9イニングを1人で投げ抜き、5安打完封で2勝目(0敗)をマーク。ロッキーズ先発のブラッドリー・ブレイロックは4回途中13安打12失点の大乱調で2敗目(0勝)を喫した。
「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドでパドレス打線が爆発した。初回にギャビン・シーツの5号2ランなどで5点を先制すると、2回表にルイス・アライズのタイムリー、3回表にジェイク・クロネンワースの3号ソロで1点ずつを追加。4回表にはジェイソン・ヘイワードに2号3ランが飛び出すなど一挙8点を追加し、15対0とリードを広げた。
5回表にザンダー・ボガーツの2号ソロとフェルナンド・タティスJr.の9号3ランで4点を奪うと、6回表にはタイラー・ウェイドのタイムリーでさらに1点を追加し、勝利を諦めたロッキーズは8回表からベテラン捕手のジェイコブ・ストーリングスがマウンドへ。8回表二死1塁の場面でシーツがタイムリー二塁打を放ち、パドレスは前日の13得点を上回る今季最多の1試合21得点となった。
打線の大量援護を受けたコレックは104球で9イニングを投げ抜き、被安打5、奪三振7、与四球2という内容でメジャー初完投・初完封を達成。先発投手が不足しているチーム事情のなか、メジャー2年目の今季は今月に入ってから先発に起用されており、2度の先発登板で14回1/3を投げてまだ無失点と期待以上のパフォーマンスを見せている。