Rソックス・ジオリトが2年ぶりの白星 デバース決勝2ラン
2025.5.12 09:14 Monday
【レッドソックス3-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間5月12日、レッドソックスは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦の最終戦を迎え、先制を許しながらも3対1で逆転勝利。好調ロイヤルズとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金2となった。レッドソックス先発のルーカス・ジオリトが7回途中2安打1失点(自責点0)の快投で今季初勝利(1敗)を挙げ、4番手のアロルディス・チャップマンは6セーブ目を記録。ロイヤルズ先発のセス・ルーゴは6回6安打3失点で4敗目(3勝)を喫した。
今季3度目の登板となったジオリトは、立ち上がりの2イニングをパーフェクトに抑えたが、3回裏はヒットと四球で無死1・2塁のピンチに。ここでカイル・イズベルの送りバントを三塁へ悪送球してしまい、自らのミスで先制点を献上。しかし、後続3人を打ち取り、最少失点で切り抜けた。
すると、レッドソックス打線がジオリトを援護し、4回表二死からウィルヤー・アブレイユの10号ソロで同点に。6回表一死1塁の場面では主砲ラファエル・デバースに7号2ランが飛び出し、これが決勝点となって3対1でロイヤルズを破った。
右ひじの手術で昨季を全休し、4月末に戦列復帰を果たしたばかりのジオリトはガーディアンズ時代の2023年9月以来となる白星をマーク。「6イニングを投げ、我々に勝つチャンスを与えてほしい」というアレックス・コーラ監督の期待に応え、7回途中2安打1失点の快投を見せた。
ジオリトは「今日は大きな前進になった。身体は100%健康だ」とコメント。「彼が自分のチームにいてくれて嬉しい。彼に対して投げる必要がないからね。彼は素晴らしい打者だし、彼が味方でいてくれるのはラッキーだよ」と決勝弾を放ったデバースへの感謝を口にした。