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2位カージナルスが9連勝で首位カブスに肉薄 ウィン決勝弾

2025.5.13 10:27 Tuesday

【カージナルス3-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

 日本時間5月13日、8連勝で首位カブスに1ゲーム差に迫るカージナルスは、きょうから敵地フィラデルフィアに乗り込んでフィリーズと3連戦。その第1戦はメイソン・ウィンの決勝弾によってカージナルスが制し、見事9連勝を飾った。ウィンは2対2の同点で迎えた7回、左中間に4号ソロを突き刺して勝ち越し。2回1/3を無失点に抑えた2番手カイル・レイヒーに1勝目(0敗)が付いた。一方のフィリーズは先発クリストファー・サンチェスの好投虚しく敗北。決勝弾を献上したマット・ストラームが今季2敗目(1勝)を喫した。

 フィリーズがクリストファー・サンチェス、カージナルスがマシュー・リベラトーアと、今季好調な若手左腕同士のマッチアップで始まったこの試合はロースコアゲームに。4回、カージナルスは一死1・3塁のチャンスを作り、併殺崩れの間に1点を先制。すると直後の4回裏、フィリーズも二死3塁のチャンスを作ると、7番エドムンド・ソーサが三塁強襲のタイムリー内野安打を放った。

 1対1の同点で迎えた6回、カージナルスはイバン・ヘレーラが5号ソロを放って1点を勝ち越し。一進一退の攻防は終わらず、直後の6回裏にフィリーズも併殺崩れから同点のホームを踏んだ。均衡が破られたのは7回表のカージナルスの攻撃、フィリーズの2番手ストラームの高めに浮いた速球を逃さず、カージナルスのウィンが決勝の4号ソロ。3対2と勝ち越したカージナルスはその後、フィリーズ打線の反撃を許さず、9連勝を手繰り寄せた。

 9連勝は今季のメジャー最長の記録。この試合の終了時でカージナルスは23勝19敗となり、23勝18敗のカブスに0.5ゲーム差と迫った。仮にカブスが敗れれば、今日中にも首位に並ぶことになる(その後、カブスも勝利したため再び1ゲーム差に)。

 また、カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・左翼」でスタメン出場。4打数2安打をマークし、今季成績を打率.250、OPS.791に改善させている。


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